Harada Masahiro Lab

原田真宏研究室ゼミ活動 「SYU-MAI」HP

三十九回 SHU-MAI結果

テーマ「角」
一等 竹内朝子
講評 早船雄太

今回は「角」とかなり形になっている言葉だったからか、建築的な造形が多かった気がしました。
従来の壁が空間を区切るということだけではなく、曲がり角も場所を分ける要素になるということを実感を持って理解できたように思います。
また、人間が「角」を「角」と認識するのはなぜか、どこからが人間にとっての「角」なのか、など、人間の空間認識上の角についても議論が及びました。
さらに、角は方向性の強い形で、それによって視線の方向や光の方向など、様々なベクトルを誘導しえる要素であるということも挙げられました。

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今回は外部から建工赤堀研の方も参加いただきました。外部からの意見はみなさんにとってもとてもいい刺激になるかと思います。ありがとうございました。

次回5/23のテーマは「かさなる」です。個人的にはもっと詩的にではなく、造形的に考えていいのではと思っています。次回も頑張りましょう。


keyword[パノプティコン][リングワンダリング][既視感=安心感]
参加者:M1:石毛、芹田(赤堀研)B4:早船、鈴木、平井、竹内、森岡、守屋、姉さん、富所、早坂、伊藤(建工)計12人