Harada Masahiro Lab

原田真宏研究室ゼミ活動 「SYU-MAI」HP

145回「アルミホイル」あと総評だけ!

令和五年度原田真宏研究室B4によるSHU-MAI第9回目を迎える。
今回のテーマは「アルミホイル」である。

 

【飯泉案】

「束の間」

 

 

【井浦案】

「対話」

 

 

【鈴木案】

「沈黙する逃げ道」

 

【服部案】


『反転空間』

 

【中西案】

「3つの、記号」

 

【松野案】

「捲る空間」

 

【江口案】

「被修飾エレメント」

 

【町田案】

「緩急」


【総評】

第九回を迎えた今回は『アルミホイル』がお題である。

意味としてのアルミホイルではなく、第三回の『たまご』と同様、アルミホイルを純粋なオブジェクトとして扱う、という制約を設けた。更に、前回まで同様、「自分の居たい空間」という、空間としての魅力を生み出すことも継続した条件として設けた。
提出形式は、模型とビジュアルとなり、「オブジェクトとしてとらえたものをビジュアル化する」という条件では初めての試みであった。

形状記憶が可能なアルミホイル特有の材料特性を生かした案が最も多く、中西、松野、服部、江口、町田、井浦案。
アルミホイルが筒に巻く、巻かれるの関係にあることで型が相互に働いていることした鈴木案。
アルミホイルの熱吸収率に注目し、材料が与える空間への実質的な影響に着目した飯泉案。

全体を通して、アルミホイルは力の掛け方次第で、形状が変わってくるということがわかった。その力のかけ方、焦点を当てる場所によってアルミホイル自体の形状の記憶の仕方が変わり、各々の創る空間に大きな影響を与えた。
アウトラインのみを残す者や、指の関節まで見える者、アルミホイルの筒など、その形状も様々で、間接的に空間へ影響を与えるある種型枠によって空間が大きく変わった。

 

次回は最終回で、これまでの自己分析となる。
9回分の自己振り返り、分析、今後などを200字以上のテキストにまとめて提出する。
最終回として、10+1ならぬ、9+1として2023年度のSHU-MAIを締めくくる。

(文責:町田)

 

【次回:第144回】

SHUMAI 第10回 
テーマ:「9+1 ー振り返り会ー」

7/11 15:10~18:30 (出力など時間厳守)

《最終成果物》
A41枚に、これまでのSHUMAIの振り返りを自分なりにまとめること。

 

次回は遂に最終回です。お楽しみに!

(文責:中西)