Harada Masahiro Lab

原田真宏研究室ゼミ活動 「SYU-MAI」HP

四十七回 SHU-MAI結果

テーマ「数字」
一等 木俣洋子
講評 内間絢美
年度が変わって新たな原田研究室が始まりました。今期最初のテーマは「数字」ということで、数字のかたち(Shape)から発想したものや、0や無限の概念を空間として表現しようとしたものなどがみられました。一等の木俣さんの案は、0から「見えるもの、見えないもの」へと派生し、ガラスの層の重なりで空間の疎密を表現をしたものでした。見る方向によって存在するものの濃淡が変わる面白さを考えさせられる案でした。また、外から見えるデザインと中の空間の認識のずれをついた荒井さん提案も考えさせられるものでした。私たちは何を見てどのように知覚しているのか、それが予想と異なったときに何が生まれるのか。モノやコトを認識する段階から空間を考えることで面白い発見ができると思います。今回「数字」という抽象性の強いテーマでしたが、それが空間へ向かうときには、あるルールや法則を与えることでより説得力のある空間を提案できると学べたのではないでしょうか。(特に4年生!)
次回のテーマは「動物」です。
参加者:B4菊地、荒井、山本、木俣、内間、北村、藤村、大野、川口、山口、吉田、M1森田、内田、白岩、M2石毛