テーマ「おにぎり」
一等：木俣洋子
講評：内間絢美
今回は、「おにぎり」という建築とはかけ離れたキーワードを空間にどう結びつけるのかという面白いテーマだったのではないかと思います。共通して多かったのは、おにぎりの具への探究心や期待を空間化したものでした。
一等の木俣さんの案は、おにぎりのデザインをまるごと空間化していました。具にあたる部分の大きな空間は人が集まるホールのイメージで、おにぎりの具を中心として収束していくような提案でした。また、菊地くんはお米の密度を柱に置き換えたような提案をしていましたが、木俣さんのお米にあたる小さな空間の集まりとも通じるものがありそうでした。丸い形同士接すると、どうしても空隙が生まれます。どうしても生まれてしまうものを活かしたデザインを考えていけたら空間に秩序が生まれるのではないかと思いました。
木俣案
次回のテーマは「平和」です。
参加者：B4荒井、内間、大野、川口、菊地、北村、木俣、藤村、山口、山本、吉田
