テーマ 「泡」
一等:荒井俊貴、藤村拓史
講評:菊地純平
今回の「泡」は安定しているようなしていないようなその形態の自由さや密度に夜変化が非常に面白いと感じました。またプラトーの法則など、形態の秩序を理論的に表したものなどがありました。
一等の荒井は、泡のふわふわとした浮遊したような感じをユートビアになぞらえて空間化していました。実際の建築空間になったとき、いろんな表情が見えそうな面白い案でした。
同じく一等の藤村は泡の形態はボロノイ図により構成されているとし、合理的なような合理的でないような秩序を表現していました。
泡というテーマから、形態を構成する秩序を考えるきっかけになったのではないかと思いました。それは何かの法則であったり、外的環境であったり、必然性であったり、様々であると思いました。建築をつくるにあたってこうした秩序を決定する手法のバリエーションを増やしていきたいと思いました。
次回のSHU-MAIが今年度最後になりますがテーマは「エクスタシー」です。テーマからも非常に盛り上がった議論ができるのではないかととても楽しみです。
参加者:B4 荒井、大野、川口、菊地、木俣、藤村、山口、吉田