1等 土田
講評 藤本
テーマ「つつむ」
土田案
コンセプト「添い寝」
対象を包む関係を作る案が多い中で、この案は互いに包み合う関係をコンセプトにした唯一の案でした。
包む行為の関係性が相互に起きている状態、「添い寝」
AがBによって包まれ、BがAを包む。
空間は二つのくの字の壁面が互いを包み合うように配置され、そこに木柱も包み合うように配置されている。
いつの間にか包まれているような空間体験ができている。
発展性としては、建築が壁で仕切ることで、あっちとこっちをはっきりわけるのではなく、「包む」ことでゆるい内外の分割ができる気がした。もしくは、土田案のように、内と外が等価に包みあう可能性もあるのではないかとおもった。
次回は、「完成と未完成」
参加者:栗田、関、土田、関、丹下、中、林、藤本、渡辺