今回のテーマ「熱帯夜」
一等:小池正夫
講評:小泉菜摘
今回のテーマは熱帯夜です。日中の太陽の熱がアスファルトなどに吸収されて、夜になっても気温が25度を下回らないことを「熱帯夜」といいます。湿度によってベタベタしたり、不快感を覚えることも多い現象ですが、クーラーなどの機械に頼ることによって、私たちは暑さを忘れることもできます。
今回の一等、小池さんの案
「熱帯夜」の空気は水分をたくさん含んで、質量があるように感じます。この模型ではぼんやりした色のガラス同士が作り出す空気の層を重ねることによって、重く、中がもわっとしているように見せています。
ガラスがぼんやりしていると、なんとなく水分を含んでいるように感じられます。目には見えないけれど、体は重みを感じる、とか、空気が水分を含んでいるようだ、という感覚は、考えてみるととても不思議でした。
「熱帯夜」の湿度感をうまく表している作品でした。
次回のテーマは「放課後」です。
参加者:小池、堀場、安藤、小泉、三浦、岡本、児玉